年末調整をしていたら、確定申告って必要ないんじゃないの?
そんなことないんです。
年末調整は手続きが簡単で、源泉徴収税額の調整を行うことができます。
しかし、それだけで税金の申告が完了するわけではありません!!
確定申告を怠ると、知らない間に損をしている可能性があること、知っていましたか?
本記事では、年末調整だけでは不十分な理由と、確定申告を行うことで得られるメリットについて詳しく解説します。
税金に関する知識を深め、大切なお金を守るために必要な手続きを適切に行う重要性を、いっしょに考えていきましょう。
〇個のポイントをチェックしてみてください♪
ポイント1 還付金の損失
年末調整では源泉徴収税額が調整されますが、実際の所得や経費に応じた還付金を受け取れない場合があります。
確定申告を怠ると、もらえるはずだった還付金失う可能性があります。
ポイント2 控除や免除の損失
年末調整では一部の経費や控除が適用されますが、全ての控除や免除が適用されるわけではありません。
確定申告をしないと、利用できる控除や免除が制限され、不利益を被る可能性があります。
ポイント3 高額医療費の還付損失
年末調整では医療費控除が適用されますが、
高額な医療費を支払った場合、控除限度額を超える分の還付を受けるためには確定申告が必要です。
確定申告をしないと、その差額を失ってしまいます。
ポイント4 特定の所得の申告漏れ
年末調整では、一部の所得(たとえば、副業の収入など)が申告されていません。
確定申告を怠ると、これらの所得が漏れてしまい、税務署からの調査や追加の税金が課される可能性があります。
ポイント5 所得税の課税漏れ
年末調整では一部の所得税が源泉徴収されますが、実際の所得に応じた税金を支払わずに済む場合があります。
確定申告をしないと、本来支払うべき所得税が課税漏れとなり、追加の税金が課される可能性があります。
ポイント6 法的トラブルのリスク
確定申告を怠ることにより、税務署からの調査や監査の対象になるリスクが高まります。
不正な取引の疑いや申告漏れが発覚した場合、法的なトラブルや罰金が発生する可能性があります。
確定申告を行うことは法的な義務であり、法令遵守の重要な一環です。
ポイント7 公的支援の損失
低所得者や生活困窮者向けの公的支援制度に申請する際、所得の証明が必要な場合があります。
確定申告を怠ると、所得の証明ができずに申請が却下されたり、受給額が減額される可能性があります。
確定申告を行うことで、公的支援の機会を逃さず、経済的な支援を受けることができます。
ポイント8 保険料の損失
年末調整では健康保険や厚生年金の保険料控除が適用されますが、実際の支払い状況によっては控除額が限定される場合があります。
確定申告をせずに年末調整だけで処理すると、実際に支払った保険料に対する控除機会を失う可能性があります。
確定申告を行うことで、適切な控除を受けることができます。
まとめ
これらが、確定申告を怠ることで生じるリスクや損失の重要ポイントです。
実際にはもらえるはずだったお金がもらえない、必要のなかったお金を支払っていた、そんなことで損をするのはもったいなくないですか?
さらに、長期的な視点で考えると、確定申告を行わないことで将来の財務計画が困難になる可能性があります。
正確な所得や税金の情報を把握しないまま資産管理や投資計画を行うと、リスクや損失を被る可能性が高まります。
確定申告を通じて正確な情報を把握し、適切な財務計画を立てることは、将来の安定した経済状況を築く上で重要です。
年末調整は楽ですが、確定申告もしっかりと覚えておきましょう!!
経済的に安定するため、法的なトラブルを回避するためにも、適切な確定申告を行っていきましょう。
また別の記事でも、確定申告について触れていきます。